ブランディングと広報で中小企業の明るい未来をつくります!

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2024.07.25

🎯 広報の効果を最大化するヒントは

ー広報で人の心を動かすツボを探る Vol.1ー

いつもお世話になっております。株式会社イワサキです。

京都では祇園祭の山鉾巡行も終わり本格的な夏がやってきました。
みなさんお変わりありませんか?
今年も厳しい猛暑が予想されますので、しっかり水分と休養をとってこの暑さを乗り切りましょう!


イワサキでは会社案内やWebサイトなど、企業の広報ツールの制作やサポートをさせていただいています。

お客様の課題やお悩みの中で

 ・広告を出しても反応がない・・

 ・値上がりによって消費意欲が減退している

 ・競合他社との差別化が難しい

 ・新規事業や新商品やサービスを始めたいがどうしていいのかわからない

などの声を聞かせていただくことが多いです。

弊社ではヒアリングシートに基づいて制作をさせていただくのですが
ヒアリングに「コンシューマーインサイトという項目があります。

コンシューマーインサイトとは
「お客様が何を考えているのか、何を欲しがっているのかを理解するための情報」です。

簡単に言うと、お客様の気持ちや行動を知るための情報です。

これを見つけることが「人の心を動かすツボ」になるのです。

コンシューマーインサイトをマーケティングに活かした参考事例を紹介します。

【事例1 女性が一人で入りやすい店舗づくり】

 某定食チェーン店では、都心部では商業ビルの2階や地下に店舗が多いのはターゲットの女性が持つインサイトをおさえた立地戦略です。
全国展開を始めた1990年代後半は、定食といえば男性が食べるものというイメージがありました。
そこで女性客をターゲットにするためにインサイトを調べたところ、女性は一人で定食屋に入るところを見られたくないと考えていたことがわかり、店舗を2階や地下に作ったそうです。また、タッチパネル式のオーダーシステムで品数を増やすところを見られないため、女性でもがっつり食べたいと思うときの恥ずかしさを軽減し、野菜の充実したメニューで女性客を増やしています。

【事例2 シニア層が買いたくなるカップ麺】

 某食品のカップ麺は60歳以上の購入率が低いことが課題でした。高齢者は全般的に健康志向と考えられていましたが、調査によると実は高齢者は、「健康を気にしながらも美味しい料理や好きな食べ物を食べたい」というインサイトを持っていました。
そこで高級感のあるカップ麺を販売することになりました。高級食材に1,000mgのコラーゲンを配合し、一般の商品よりも50円高い価格設定ですが、シニアの購読率が高い新聞に広告を載せたことで、発売7か月で1,400万個を売り上げ、今でも復刻版が販売されるほどの人気商品になったそうです。

この事例からも、消費者の隠れた心理をついた商品開発とマーケティングが重要だということがわかりますね!

次は、コンシューマーインサイトをもう少し詳しくお伝えしていきます。
次回もお楽しみに!

👌おまけ

今、この曲にはまっています(笑)

打首獄門同好会「BUNBUN SUIBUN」

この夏を乗り切るためには水分と塩分補給が大事!!
一度聞いたら、やみつきになるかも